3次元データ活用のメリット
3Dデータに加工データをリンクさせることで3Dデータ中心のものつくりが可能に
板金加工の中でネックとなっているものが展開作業ですが、3Dデータモデルを活用することで
展開作業時間を大幅に短縮することが出来ます (2D使用時の約20倍の展開効率化)
データ展開が終了すると社内データサーバーからのネットワークを経由し
同時並列的にブランク加工、曲げデータ、等、各加工データを自動作成する事で
迅速確実なデータ作成 = 短納期・高品質の実現 が可能となります。
展開時間の比較(サンプル例)
3Dデータからの展開
2Dデータ(DXF)からの展開
3Dデータを使用すれば自動展開が可能になり、スピード・確実性が飛躍的に向上します。
今まではベテランオペレーターが図形を確認しながら行っていた形状不良などによる
加工問題にも設定変更だけで抽出ができ、納期の短縮を図ることが可能です。
Sheet worksについて
当社では、アマダ製 Sheet works for Unfold を使用して、お客様が3D CAD(2D CAD)で設計された
データを元に、当社設備での一貫生産を実施して板金部品等の製造を行っております。
Sheet works の特徴
- 2次元から3次元まで、さまざまな種類CADデータの取り込みが可能
3D:IGES,STEP,Prasolid(x_t,x_b),Acis(sat),(prt)(sldprt) 2D:DFX,DWG 等 - 展開から曲げまで全行程のデータ共有・一括管理で迅速かつ確実な生産が可能
- 板金モデルチェック機能で加工上の問題点を検出して戻り工数削減
- 板金/非板金を問わず強力なモデリング機能を保有し設計変更にも柔軟に対応
- SheetWorksはベースCADにSolidWorksを採用